フライを始めて間もない頃、某釣り雑誌に ”趣味でフライをちょっと”
ってな連載があって(知ってる人多いかな・・)そのエッセイに
地元の砥川が度々登場し、著者がお気に入りの渓流らしい・・・
人が多い気もしたのですが、なんとなく気になって行ってみる事に。
思った通り平日でも車が何台か止まっています、川へ降りると
やはり綺麗な渓流です・・・納得かな・・・。 早速始めて見ると、緩い流れの中に岩魚が沢山居ます
しかし、さすがにドライフライでは釣れず・・・
当時は今以上にヘボ・・・たぶん・・・
なので、沈めて流してみると・・食った!
けど、やっぱりバレた!!
食いたそうな魚が何匹か居るので粘っていると、
一匹の岩魚君がゆっくりゆっくりこっちへ泳いで来る・・・
なんでしょう??
来なくていいんだけど・・・
足元付近まで来ると何かを悟った様にゆっくりUターンし、 またゆっくり元の場所へ帰って行くのでありました・・・。 なんなんでしょう??
実に妙な気分・・・
っていうか、なんかマヌケじゃん・・・自分がね。
で、その後、食い気のあった筈の岩魚達は食い気の無い
魚に変わるのでした・・・。
・・・再会編・・・
あの砥川の出来事から5年後(たぶん)
初めて行った時の矢沢・・・。
良い感じのプールで何匹かのライズがあります!
「流れ込みのライズの奴ならとれるでしょう」って
喜んでいると・・・
奥の方からゆっくりこちらへ・・ユラユラ岩魚君!
あの時の記憶が蘇えり・・・身体が緊張です!?
まんまと足元まで来て、ゆっくり帰っていくのでありました
”さいかい”・・・してしまったぁ
嬉しいやら悲しいやら・・・
って事は、ライズは??
はい、まんまとなくなりました...
一度もキャストして無いのに
勿論、投げてみたけど出る筈もなく!!?。
その後 「偵察岩魚君」 とは逢ってませんが
結構出没しているのでしょか?
逢いたい様な気も・・・?!。
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